第73回 全国高等学校PTA連合会大会2024 茨城大会

大会テーマTheme

「歴史の町で変革を!!」

たな時代が目に入らぬか~

大会趣旨Purpose

明日の日本そして世界を担う青少年が、豊かな心を育み、たくましく成長し、自立・活躍できる社会を実現することは、私たちの願いです。もちろん、多くの子どもたちも自分の夢や希望に向けて努力し、成長を遂げようとしていますが、一方で、少子高齢化やグローバル化、AIの進化による急激な社会の変化に伴い、子どもの規範意識の低下、ネット犯罪や貧困問題、ヤングケアラーなどを背景として、問題が多様かつ複雑になっており、学校や家庭だけでは対応できない課題が多くなっています。

中でもコロナ禍は、家庭や学校、地域教育の活動に甚大な影響を及ぼしました。オンライン授業や学校行事の中止、会話の抑制などにより、目と目を見て話すという人間本来のコミュニケーションや、それによって生じる絆を断ち切ってしまったのです。ウィズコロナ、アフターコロナの新たな時代に向けて、私たちは切れた絆を再構築しなければなりません。「親の背を見て子は育つ」と昔から言われてきましたが、背中を見せるのではなく、子どもの目を見て気持ちを伝え合おうではありませんか。

「予測困難な時代」に突入するなか、この変化に対応していくためには、学校及び家庭や地域においてどのような教育が求められるのか。暗中模索のトンネルの中でも、出口にたとえ小さくても灯りを見出すことができれば、新たな時代に向かって進むことができるはずです。その灯りを本大会で見つけていただければ幸いです。

幕末の動乱期に、水戸学は新たな時代明治維新に大きな影響を与えました。その水戸の地で、PTAの新たな取り組みに向けて話し合える機会を持つことができるのは、意義あることだと思います。

今後とも私たちは、予測困難な社会情勢の中においても、PTA活動の歩みを粘り強く進めていかなくてはなりません。すべての子どもたちが、自らの居場所を得て、自己有用感を高め、持てる力を十分発揮できるようになるための新たな時代のPTA活動を目指し、関係機関・団体との連携を一層密にした活動体制の充実強化に積極的に取り組める大会となることを祈念し、ここに茨城大会を開催します。

茨城県高P連シンボルマーク

茨城県高P連シンボルマーク

制作者

木村 勉

制 定

平成7年度

趣 旨

茨城の自然を表現したもので、周囲の円は、茨城の「い」の字を表わし、その中に筑波山と霞ケ浦を上段に配し、眼下に関東平野の広がりを見せている。
中央に、茨城の県鳥「ひばり」を取り入れ、「P」と「T」の連携を強調した。第41回関東地区高P連大会「茨城大会」を契機に制定されて以来、本連合会のシンボルマークとして大切に使用されている。

大会ポスター

大会ポスター

制作者

茨城県立太田西山高等学校2年生(令和4年度)
加藤 瑞貴さん

趣 旨

茨城県の有名な歴史上人物である水戸黄門と観光地の代表として、牛久大仏、竜神大吊橋、大洗磯前神社を背景においた。
過去から現代までの歴史と建造物、文化を描いた作品。

大会紹介動画

実行委員長挨拶Greeting message

実行委員長 板倉 哲男実行委員長 板倉 哲男

茨城県は幕末の動乱期、水戸に吉田松陰が立ち寄り水戸学を学ぶなど、全国に大きな影響を及ぼしました。そして新たな時代、明治維新を迎えたわけですが、幕末の動乱期をコロナによる混乱期に置き換えれば、水戸で新たな時代に対応するために全国から皆さんが集まって学ぶ事は、何か因縁めいたものを感じます。
日本三名園の一つ水戸の偕楽園、見渡す限りの花畑国営ひたち海浜公園、筑波山に霞ヶ浦といった観光地もお勧めです。

大会テーマは、「歴史の町で変革を」、サブテーマに「新たな時代が目に入らぬか」と銘打って、ウィズコロナ、アフターコロナの時代のPTA活動を考えていくため、全体会そして5つの分科会を設けました。
全国の皆さん、是非、茨城県にお越しください。心よりお待ち致しております。

大会概要Overview

期 日
令和6年8月22日(木)~23日(金)
会 場
  • 全体会会場アダストリアみとアリーナ
  • 分科会会場 第1分科会 アダストリアみとアリーナ
    第2分科会 ザ・ヒロサワ・シティ会館
    第3分科会 水戸市民会館
    第4分科会 ひたちなか市文化会館
    第5分科会 小美玉市四季文化館みの~れ
参加者
約6,000人 / リモート参加校:約400校
参加費
7,500円 / オンライン参加費:7,000円
主 催
一般社団法人全国高等学校PTA連合会
主 管
茨城県高等学校PTA連合会
後 援
文部科学省、全国高等学校長協会、関東地区高等学校PTA連合会大会、茨城県、茨城県教育委員会、水戸市、水戸市教育委員会、ひたちなか市、ひたちなか市教育委員会、小美玉市、小美玉市教育委員会、茨城県高等、学校長協会、茨城県高等学校教頭・副校長会、茨城県県立学校事務長会、(公財)日本教育公務員弘済会茨城支部、茨城放送、朝日新聞水戸総局、毎日新聞水戸支局、読売新聞水戸支局、茨城新聞社(予定、申請中)、(一社)水戸観光コンベンション協会
企画・運営取扱業者
宿泊・輸送取扱業者
株式会社JTB 水戸支店

開催日程

大会1日目 分科会
令和6年8月22日(木)
  • 各会場にて受付
  • アトラクション(各会場)
  • 開会行事
  • 講演1
  • 講演2/情報交換
  • 閉会行事
大会2日目 全体会
令和6年8月23日(金)
  • 受付・アトラクション
  • 開会行事・表彰式
  • 記念講演
  • 閉会行事

記念講演・分科会Memorial lecture・Subcommittee

記念講演

記念講演 講師:二所ノ関 寛 氏

講師:二所ノ関にしょのせき ゆたか
(第72代横綱・稀勢の里)

演題人材育成の不易流行
プロフィール
  • 平成14年 中学校卒業後角界入門
  • 平成16年5月場所 新十両昇進
  • 平成16年11月場所 新入幕
  • 平成24年1月場所 大関昇進
  • 平成29年3月場所 横綱昇進
  • 平成31年1月場所 現役引退
  • 令和3年3月 早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科修了
  • 生涯戦歴 800勝496敗97休(101場所)
  • 幕内戦歴 714勝453敗97休(85場所)

引退会見では、「私の相撲道において、一片の悔いもございません」と語り。土俵を去った第72代横綱・稀勢の里。目先の勝利を求めて小細工に走ることなく、正々堂々と真っ向勝負を挑む姿が全国の相撲ファンの心をわしづかみにした。
15歳で角界入り後、新十両と新入幕をいずれも史上2位の若さで果たした。横綱白鵬の連勝を63で止める大金星を機に更に飛躍し、25歳で大関昇進。多くの試練を乗り越えての初優勝、そして横綱昇進。大けがを負いながら奇跡の逆転V等、数々のドラマを土俵に刻んできた。
現役時代は多くを語らず、黙々と土俵に上がり続けた横綱が引退して親方となった今、相撲道を飾らない言葉で語る。

分科会

アダストリアみとアリーナ

第1分科会

  • 会 場アダストリアみとアリーナ
  • テーマ「教育の過去・現在・未来」
    ~故きを温ねて新しきを知る~
  • 講演1弘道館事務所主任研究員 
    小圷 のり子 氏
  • 講演2茨城大学教授 
    加藤 崇英 氏

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ザ・ヒロサワ・シティ会館

第2分科会

  • 会 場ザ・ヒロサワ・シティ会館
  • テーマ「保護者・教師・生徒が抱える問題と解決法」
    ~新たな一歩を踏み出すために~
  • 講演1司馬クリニック院長 
    医学博士 司馬 理英子 氏
  • 講演2有馬総合法律事務所 
    弁護士 有馬 慧 氏

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水戸市民会館

第3分科会

  • 会 場水戸市民会館
  • テーマ「新・生きる力と家族の絆」
    ~子どもの心に風邪を引かせない~
  • 内 容講演・パネルディスカッション(フリートーク)
  • 講 演7男2女の大家族お母ちゃん 
    石田 千惠子 氏

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ひたちなか市文化会館

第4分科会

  • 会 場ひたちなか市文化会館
  • テーマ「みんなで考えよう、これからのPTA」
    ~あるべき新しい姿とは~
  • 内 容講演・グループトーク
  • 講 演花園大学 
    教授 炭谷 将史 氏

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小美玉市四季文化館みの~れ

第5分科会

  • 会 場小美玉市四季文化館みの~れ
  • テーマ「これからのコミュニティ・スクール」
    ~地域社会との新たな連携・協働~
  • 内 容講演・グループトーク
  • 講 演国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部
    総括研究官 志々田 まなみ 氏

詳しくはこちら

※大会日程、講演者等は変更になる場合があります。

会場アクセスAccess

開催市のご紹介

  • 水戸市

  • ひたちなか市

  • 小美玉市

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